露天風呂付客室と料亭(お部屋食)が人気の老舗宿 宮城鎌先湯主一條
ご予約・お問い合わせ
7:30〜23:00

当主のたしなみ

  1. home>
  2. 当主のたしなみ>
  3. 個室料亭のありがたさ

個室料亭のありがたさ

2020年03月25日

昭和50年代は日本の経済もうなぎのぼりでどこもかしこも設備投資。
木造からRC構造の建物へ。
湯治場から観光旅館で大型化。

 

当社はその波に乗れずというか、乗らなかったのかもしれないが、
設備投資をすることなく現状維持を続けました。

 

私が東京のホテルから旅館へ戻ってくると昔の活気はなく、
誰の目から見ても衰退しているのは明らか。
そんな中、父が急逝。
いきなり社長となった訳ですが、いろんな人の助けをいただき
現在も何とか経営を続けることができています。

 

この経営を続けることができるのは、昔私がお荷物だと思った木造本館があるからです。

 

 

時代に取り残されてどうしようもないと思っていたのですが、
女将の発案から木造の客室を個室の料亭に変えました。

 

そもそも湯主一條は立地の関係で団体客が苦手です。
個人のお客様に特化する訳ですが、
この木造本館を個室料亭ということで蘇らせることができました。
文化財の建物で、しかも個室で楽しむことができるのはそうそうないと自負しています。

 

他のお客様を気にすることなく、自分たちだけの時間を過ごすことができるのは
この本館おかげ。
ご先祖様が作り残し、先代19代目の父が何が何でも守ってくれた木造建築。
これからも手入れを丁寧にし、21代目にもしっかり引き継ぎます。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)