2020.03.04
鎌先温泉と一條家の歴史・文化フォーラムの内容を展示しました。
昨年、11月白石市中央公民館大ホールで行われた
「鎌先温泉と一條家の歴史・文化フォーラム」
この時に会場入り口に展示されていたパネルを頂戴したので、館内に展示しました。
お客様に鎌先温泉と一條家の歴史や国登録有形文化財の一條本館
についてお伝えする事が出来、東北大学の荒武教授や伝統建築研究所の高橋様、
白石市教育委員会の日下様、上廣倫理財団、文化庁の皆様に感謝申し上げます。🙏
一部の古文書や石碑や墓地に書かれていた物を解読、更に文化財建築技術
の観点からも調査した内容を其々の専門分野から発表されました。
是非ご宿泊の際は、お風呂上りにご覧下さいませ。👍
「薬湯の前」に展示しましたので、昨年フォーラムに行けなかった
方々もこのパネルで内容を興味深く知る事が出来ます。
お読み頂くと、歴史ある一條での滞在を更に深く感じ楽しいひと時をお過ごし
頂けることでしょう。
歴代の伊達家、仙台藩主たちが「御入湯」として一條に訪れていて一條家にとって殿様の来訪
は大切な儀礼の場であり周辺散策には案内役として同行する任務があり、江戸時代後期には
武士の地位を得、地域のリーダーとして活躍していたそうです。
一條家は地域の広大な土地を与えられ地域住民の為に尽力して来た歴史がありますが、
祖父の代から勤続してくれた支配人から現在の二十代目社長に伝言されました。それは
17代目の村長時代に地域住民の借金の為に土地を手放したり苦労されたので、
「一條家は今後一切政治には関わるべからず」という御触れが出ています。と。😱