白石市市制60周年
今年は、白石市市制60周年という事で、記念事業などが
行われていました。そして社長は、本日、
「白石市市制施行60周年記念式典」に出かけています。
白石市の未来に向け限りない創造と発展を目指し、市民と共に
記念を祝う。という物です。
しかしながら、東北の人口減少による消滅可能性のある137市町村の
中に白石市も含まれていて、「魅力ある町づくり」が今後の大きな課題
である事は、間違いありません。
昭和29(1954)年4月1日、白石町・大平村・斎川村・越河村・大鷹沢村・
白川村・福岡村が合併し、白石市が誕生しました。
この「福岡村」というのは、湯主一條のある所で、一條の16代目や17代目
などは、福岡村の村長を務めていました。
17代目から今後、「一條家は政治に関わるべからず」という、おふれが出た
そうです。それは、20代目の現在の社長に引き継がれた時に、
親の代から一條で務め上げた前支配人から伝えられました。
20代も継承されている宿ですので、子孫達の事を考え永く継承していく為に
後の子孫に伝えてくれたのでしょう。
蔵の中にある古文書に書かれている内容や保存されている古文書等は、
殆ど、子孫の為にいろんな出来事があった事等を伝える為に書かれて
いるらしい。ご先祖様たちに感謝すると共に、最近はその気持ち
が自分達にも芽生えている事を感じます。
観光業界は、地元行政と一緒になった取り組みや協力が無ければ成り立たず
地域によって観光に対する力の入れ方に温度差が出るのは否めません。
白石市には、魅力ある観光資源が沢山あり、又新幹線や高速道路といった
交通面でも非常に恵まれた場所でもあります。
魅力ある温泉地づくり。鎌先温泉の活性化を図る事で、観光客を白石市に案内
し、地元に貢献すべく20代目としてこれからも挑戦して参ります。