2011.11.27
心の傷
あの東日本大震災から、8ヶ月以上も経ち・・・あっという間
ここ白石市は仙台市内や沿岸部と比較すると被害が少ない方でしたが
電柱が倒れたり、道路が陥没したり。市内の道路はすっかり元通りですが
鎌先温泉に入る前の道路は、3,11に道路が陥没・橋が段差になって
いました。やっと最近工事が始まったんです
ずーっと毎日の様に工事していますが、もうすぐ完成しそう・・・
一條の蔵の中には、ご先祖様達が私達、後継者の子孫に残してくれた
資料が沢山あります。日露戦争の時の新聞など・・・
東日本大震災の記録も後の世代に残しておこう・・・・ と
「東日本大震災の写真集」を蔵の中に入れて置く事にしました。
つらかったですね・・・・
私達もそうですが、仙台市内の方達も皆さん自分達も大変な思いを
しながらも沿岸部の津波に遭った人達を思うと私達はとてもとても
被災したとは言えない・・・・。というのが殆どの方の気持ち。
音楽を聴いたりすると涙が流れる・・・・皆さんそうでしょう。
スタッフ達もお客様も。震災後少し落ち着いたので温泉でゆっくりしたい・・・
そんな気持ちでお出かけ下さるお客様が多い。
私達は以前とは少し違う精神状態の癒しを求めてお出かけ下さるお客様の為に。
心が震災で傷ついているお客様の為に、尚一層の深い愛情を持って
接客に努めなければなりません。ミスが無いように慎重に注意深く・・・・
その為に震災後休業してスタッフ達は、清掃や作法等を特訓して
再開後の質の高いサービスを目指したのです。