これからの旅館
社長は先日、京都に行っていました。
京都は暑いでしょうね～
東北復興Ｔシャツを着て行くんだ。と
張り切ってスタッフに言っていましたが、目立つ～
恥ずかしい～
あんな「頑張ろう東北」と大きく書かれたＴシャツを着て行ったら
皆、振り返るよ イベントの時なら分かるけど・・・・
「京都でついでに東北の宣伝をして来るんだ」
京都にはこれからの新しい旅館のあり方を勉強しに行きました。
旅館もどんどん進化して行ってデザイナーズ旅館とか客室露天風呂付など
ブームがあり、次は何か
と言われています。
なんだかとっても素敵な洋風の古民家みたいな・・・・
映画のセットみたいね
歴史に残る大震災後は、今までの価値観など一新されて新たな取り組み
が必要だ。と感じて模索しております。
ただし、一條は老舗の風格を大切にしながら最新の物も取り入れて行く
という方向をベースにしています。
社長は「青年部東北ブロック長」の仕事で飛んで歩いて殆ど留守にしています。
私はあの大震災から度々地震があったりして宿を留守にする事が出来ないで
おりましたが、最近は随分落ち着いたので来週あたりにでもゆっくりと
家族でお出かけしてお休みしようかな と考えています。
一條は震災後のＯＰＥＮ直後から１日も早く震災前に戻す為にあえて
厳しい道を選択し必死で一般のお客様を集客して来ました。
今も、これからもお客様に来て頂く為に手を緩めずに経営を安定させる
努力を続け最終的には昨年度と同じになる事を目標として
従業員と震災で減ってしまった分のお給料を何としてでも皆で取り戻そう。
と頑張っています
お泊り頂いたお客様に次の予約を頂戴するとスタッフ一人一人が
「女将さん。次回の予約を頂いたんです」と嬉しそうに話し、
先程別なスタッフに聞いたばがりなのに、何人からも言われ
私は「うん。うん。」と聞き、お客様に感謝とお礼を伝えます。
社長は社長の仕事を頑張っています。
それぞれが一人一人の立場で自分の役割をしっかりと果たして
とにかく、この国難を皆で何とか乗り越えてがんばろう
