節電
「節電」に協力して欲しい。と
東北電力さんからホテルや旅館にも協力要請があります。
旅館としては、お客様に快適に過ごして頂く様に準備しているので
「節電しろ」というのは残酷な事です。 でもね
一條は、3年前にリニューアルした時、「エコ・ラグジュアリー」をコンセプトに
したので「環境にやさしく」・「節電」・「エコ」になっています。その内容は
① まず、館内のエアコンは、大型ホテルの様な集中管理システムではなく
全て個別になっているので使用しないフロアや使用しない客室は電源OFF
の状態になっています。
② 客室の冷蔵庫も、全て新品の保冷庫に切り替えています。
これにより冷蔵庫のかすかな音も改善出来、温暖化防止、電気使用料も抑えられる。
③ 客室にタイマー付ホカホカハンガーを設置。タオルやバスタオルを乾かす。
温暖化防止に貢献。
④ シャンプーや化粧品等は詰め替え用ボトルで設置。
少しづつの小ボトルではお客様は持ち帰れるので嬉しいかもしれませんが
それによりゴミが増え環境問題になります。又量も気にせずたっぷり使えます。
⑤ 客室の電気ポットを高級感のあるお洒落なケトルに切り替えました。
電気ポットは常に電気を使用し定期的に沸かすのでその瞬間、電気使用料が増える。
ケトルは、2・3分でお湯が沸きその都度お水を入れるので衛生的でもあります。
⑥ 切れた電球から出来るだけ少しづつでもLEDに切り替え。
⑦ ライトアップをする時間帯は、日の落ちる時間に都度調整する。
⑧ ウヲッシャブルスリッパを用意。クリーニングするスリッパは衛生的。
⑨ 事務所の事務に差し障りの無い部分は電気を消す。
⑩ 事務所と厨房の蛍光灯は2本の所1本にする。
⑪ エアコンフィルターはまめに清掃する。
⑫ ゴミになる無意味なビニールや清掃済みと書かれた紙テープなどは使用しない。
その他には、お客様が到着される予定のおおよその時間をお伺いしているので
夕方遅くお着きになられる客室は、到着予定の1時間前に電気を付ける事を
しています。
更に、早めにお帰りになられた客室は、すぐ一部屋ごとに電気を消して回ります。
そして館内の自販機も1台撤去して頂きました。
私共は、日帰り入浴をしていないので全てのお客様がチェックアウトを終えると
ロビー以外の廊下を含む館内のエアコン。電気も全て消します。
チェックインの始まる40分前に館内のエアコンや電気を付けます。
その都度、1つ1つマメに電気を消したり点けたり回って歩いて節電に協力
しております。ただし、お客様には一切我慢させるような事はいたしません。
お客様には快適に過ごして頂く。但しお客様のいない所では迅速に
節電を徹底しています。
「この様な事態なので。」という理由でお客様に御不便は一切おかけしません。
これが私達の方針でございます。他にも出来る事があるかも知れません。
今後も頭を使って、お客様に負担をかけず「節電」出来る事を考え努力したい。
スタッフ皆で頑張ります