東北復興
あの大震災後、4月23日に営業再開をしてからあり難い事に
震災前と同じ予約状況が続いております。
5月も6月も昨年度と同じ予約状況で、本当にあり難い・・・・
「関東や遠くから宿泊に来て下さっているお客様は皆、東北復興のために
来て下さっているのだから、その一人一人のお気持ちに応えるように
精一杯尽くす様に。」どんな気持ちで一條に宿泊に来て下さっているか
それはそれは、「東北・宮城がんばって」 という温かい応援の気持ちです。
特に、暫く何年か御無沙汰していたお客様が久しぶりに来て下さったリ、
地震の後予約をキャンセルされたお客様が続々と戻って来てくれています。
スタッフは、「3月に予約を地震でキャンセルされた方だ」という情報が入ると
あり難い気持ちでいっぱいになります。ミーティングでそんな内容を話しています。
3月に予定していたのに地震でキャンセルになり再度、又日程を調整して来て下さる
んですよ~ どんなにかあり難いか
皆さんは、やはり「あの一條の本館はもう絶対壊れていると思った。」とおっしゃって
料亭に案内すると「本当に大丈夫だったんだ」と喜んで下さいます。
どんなにお客様に御心配して頂いたのか。と思うとお客様商売ってあり難い・・・・
私達は、地震があっても一條のお客様を大切にする。決して品質を落とさない。
と決めて従業員全員。清掃パートスタッフも洗い場も。
東北復興を思って宿泊にいらして下さるお客様の為に必死でレベルを上げる
努力をして来て本当に良かった。とつくづく感じております。
お客様を守る事は、会社を守る事でもある。とこの震災で感じました。
お客様がお帰りになる時、再度予約を頂戴する。「とても良かった。又来ます。」
震災後、再びいらして下さったお客様に「頑張ってください。」とお声をかけて頂く。
その毎日の一つ、一つの場面でしみじみ感じるのです。
スタッフ全員に「こうしてお客様が震災前と同じに沢山いらして下さっている。
これは、当たり前ではないんですよあんな大震災があったんですよ」
当たり前ではないから有り難いんです。その気持ちをお客様に皆で向けましょう
その有り難いお客様に皆さんは、どう応えますか と力説しているとつい
涙が溢れてしまう・・・・ 今日もお客様が
「東北に行ってもいいのだろうかと思っていたが随分お客様が来ているんですね。」
と驚いていたそうです。
私達は、活発な経済活動をし、元気な姿を見せ、地元に勇気と励ましを
与えられるようでありたいです