全旅連青年部
社長は全旅連青年部の仕事で長野県に出張に行っています。
旅館もいろんな組合等がありあちこち出かける用事があるんです。
渋温泉で会議等しているようです。 ご存知のように
今は、全国的に自粛という被害で旅館の経営は厳しくなっています。
一條にいらっしゃるお客様から何度かスタッフ達が言われているのは
「風評被害で大変だろうな。と思っていたら随分お客さんがいるんだね」
と・・・これは大変あり難い事です。
しかし・・・この「東日本大震災」で世界的に注目されてしまった東北。
そんな時にウチの社長は全旅連青年部の東北ブロック長になってしまって・・・
ありゃ~大変じゃないの 自分家も大変なのに・・・
しかも被害の大きい被災地の宮城県だし・・・
頑張ってね
一昨日から長野県に行っていますが、その前日は岩手県に行っていました。
この5月は総会ラッシュで殆ど旅館にはおりません。
私共は被害が少ないとはいえ43日間も休業を余儀無くされ、自粛や
風評被害と戦わなければならない状況に置かれています。
私達20代目は危機的状況からスタートし、周囲から奇跡といわれる様な回復を
してきましたが、今回の大震災は最大の危機かも知れません
でもね
私達はいい思いを経験していないの。馬鹿にされてずーっと頑張って頑張って・・・
これでもかこれでもか と子供達を気にかけてやる暇もなく
家庭よりも子供達よりもお客様優先で必死にやってきました。
ある時、「こんなに頑張っているのに どうして少ししか良くならないのか」
と私がぼやくと、社長は「少しでも良くなっている事が凄い事なんだ。」と
励まされても納得いかず、女性は本当にわがままです。
しかし今までいい思いをしていないからこそ、私達はこれからいい思いをするはずだ。
と思っています。「悪い事の後には必ずいい事がある」
経営者として、「絶好調の時は、危機を感じなければならない」と私の父が教えて
くれました。そして若さとファイト なにくそ根性が経営者には必要。と。
それから先見の目。目先にとらわれずに将来を見据えて根性で頑張る
今はその時かもしれません・・・・