東北新幹線仙台開通
4月25日。東北新幹線が仙台まで開通。
私達「みやぎおかみ会」は、総勢20人で仙台駅に集合し新幹線から
降りて来られるお客様をお出迎えしました
「元気です宮城」という横断幕を持って・・・・
「女将さんニュースに出ていたのを見たよ」と関東のお馴染みさんから
御予約を頂戴し、仙台駅で頑張ってずーっと立っていた甲斐がありました
嬉しい~ スタッフもとっても喜んでいました
震災後、久しぶりにおかみ会の皆さんと顔を合わせ情報交換しランチ。
沿岸部でたった一人参加した女川の女将さんは、旅館を津波で流されたが
被災者と旅館の受け入れ側の両方の立場が理解出来るので、
情報が錯綜し、双方が混乱している。という事を皆さんに知らせる
為に参加したそうです。立派です・・・・頭が下がります・・・・
沿岸部のおかみさん達は、それぞれの地域の為に奮闘しています。
一生懸命、宮城県の観光課に話していました・・・・・
既に被災者を受け入れている宿の女将さんは、初めての経験の
被災者の受け入れ方を皆さんに説明し、被災者の方はみなさんは
「温かいお部屋に居られるだけであり難い。」ととても感謝している。と
現状を説明していました。
この日は全員、「着物で参加」という事でしたので朝から慣れない着物を着て
出かけましたが、皆さん、「着物なんて震災後初めて着た。」と言い
何処の旅館も大変です・・・・・
工事業者を受け入れている旅館。被災者を受け入れている旅館。
被災者を受け入れたいのに来てくれない。という旅館。それぞれです。
「湯主一條」は、営業を再開したばかり。
一條の森は別世界です。
「一條のお馴染みさんを大切にしたい。」という気持ちから
一般のお客様に搾り震災前と同じサービスを精一杯しています。
お客様に支えられ、宿と従業員を守ってこの困難を乗り切ろうと思います。