「消費の自粛」第４の災害
あるお店が、震災３日後にお店を開けると・・・・
「こんな時に開店するなんて」
と非難を浴びたそうです。
私共も、お客様の為に仕入れていた食材、仕込みがパー
に
なりました。停電が１週間も続くと冷蔵庫や冷凍庫は全て
使用出来ません。１度の発注数が多いので大量の損失が出ます。
震災３日目に開店した人達はお店の損失を少しでも無くす為に
店を開けたのでしょう。いつまでも自粛していたら店の経営は破綻します。
日本中皆で経営破たんして、被災者の気持ちになって同じく悲しみに
暮れるのでしょうか
それではいったい誰が被災者を助けるのでしょうか
いつになったら経済の復興にとりかかるのでしょうか
１日も早い復興を。と叫ばれ、被災者も助けを求めているのに
昨日、救援物資を届けた旅館の従業員は４人に１人が家と家族を津波で失い
遺体安置所に捜しに行きたくても、ガソリンが無く行けない。それより自分
が食べて生きるのに精一杯だ。と言うんです。
そして、「一條さん。これからの宮城県の観光をお願いします。」と託された。
それを聞き、社長と２人で涙しました。 社長は５月になったら被害の少なかった
元気な旅館皆で東京に宮城県の観光をPRしに行く。
そして旅行エージェントに宮城県の復興の為に提案をして手数料の１％でも
沿岸部の被災者の為の復興資金に回す様にお願いしてくる。と・・・
皆で旅行に行ってそれが被災地域の為の復興に繋がる。
楽しんで人を助ける事が出来るんですよ
消費の自粛によって
伊豆や箱根、全国の旅館やサービス業が第４の災害を被っています。
１、地震 ２、津波 ３、原発 ４、自粛
１人１人が元気になって災害地を助ける事を日本中皆で考えても良いので
はないでしょうかhttp://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_96693_439991_137
