2011.02.12
鎌
鎌先温泉の歴史は、一條の歴史でもあります。
1428年開湯。今から約600年近く昔に、1人の農夫が鎌の先で
草をかき分け、農作業をしている時に偶然に温泉が湧き出したことから
「鎌先温泉」と名づけられました。
その当時は、山の中のいわゆる野天風呂状態のところに、
一條のご先祖様が、温泉の権利を農夫から譲り受け、山の中に道路を建築し、
湯小屋を建てたのが始まりです。
一條の御先祖様は、その名の通り公家の出で、今川義元に食客として
おりましたが、「桶狭間の戦い」からこの地に来て温泉宿をスタートしました。
湯主一條は、600年の長い歴史を彷彿とさせるかのように感じさせてくれる、
貴重な古い物が沢山あります。
その中のとっておきの一つをお見せしちゃいましょう それは・・・・・
温泉を発見したとされる「鎌」です。
この「鎌」は、代々受け継がれ「一條家の宝」とされております。
注意事項がございまして・・・それは・・・触れてはいけない
何年か前に、宮城県のお宝として関西に厳重に重装備されて出張
に行った事があるんです~
一條にいらしたら、是非、この長いストーリー歴史を思い浮かべながら
薬湯を楽しみ、歴史的建造物の本館「個室料亭」でのお料理を楽しんで
現代と行ったり来たりして、一條の森の中でタイムトリップを楽しんでね
何とか頑張って、 この「鎌」など、沢山、山の様に蔵の中にある資料などを
皆さんにお見せできるように美術館をこしらえたいっと考えております