お彼岸
先日、お食事にお邪魔した「ウエスティンホテル仙台」にいる
コンシェルジュの2人が、遊びに来てくれてお話ししました。
その時に、一條の歴史や蔵の話しになり、話しているうちに
又、改めて、御先祖様の有り難さを実感し、ジーンとしました・・・
大学の研究者のグループの方々に、(日本温泉文化研究会)
蔵の中にあった古文書を調査して頂いて、3年後くらいには
目録にして届けて下さる事になっています。
その古文書は、何でもとってあるのではなくて、
私達の様な何世代も後の子孫の為にと、蔵の中にある古い箪笥
の奥のカラクリになっている様な所に隠す様に沢山しまわれていました。
例えば、温泉の権利について騒動があり、白石城の片倉小十郎から
一條の権利を認められた事の内容が書かれていた物等は
まさしく、子孫の為に後々騒動が起こらない様にと保存したのでしょう。
そして、見事な一條のお庭も何代か後の私達、子孫の時代に
見ごたえのある素晴らしい庭になるだろうと、植えてくれたであろう。
と想像できる事。
お話ししながら、再び、御先祖様への感謝の念が、しみじみと湧いて来て
自分達はなんて幸せなんだろうか・・・・ と思い、
こんな御先祖様たちが守ってくれているから、600年も続いているんだろう。
と彼らと一緒に、私達まで再び感動してしまいました。
そういえば、丁度、お彼岸だった
古文書の写し方も、公家独特の書き方をしている。という事なども分かり、
今、この現代に於いて一條家の歴史は、湯主一條にとって宝
更に何代にも渡って一條にいらして下さるお客様がいる。という事が凄い
私達の様な素人は、これを保存して行くのも容易ではないのです・・・・
古文書の扱い方。お庭の手入れ。重要文化財級の建物の管理。
などなど・・・・・その道の専門家ではければ触れません
私達は、サービスのプロですから、お客様に一條の歴史を感じて頂いて
一流のサービスを提供出来る様に、歴史的価値のある物を精一杯保存
しながら日々、常にいろんな事を考えております
ブログでお知らせしていくのでお楽しみに