2017.12.09
文学賞作家の本
小説「約束の町」が2004年の新道文学賞を受賞された
有田様から一條のお客様の為にと凄いプレゼントを頂戴しました。
文学賞作家だったんだ とスタッフもびっくり
サイン入りの新品の本。
本棚に置いてお客様にお読みいただきましょう。
その前に・・・「私も読みたい」とスタッフ達。
そうだよね。私も読ませて戴こう。早く読んで本棚に置きますね。
「知的障害者施設で起きた相模原事件にショックを受け、
被害者や家族、施設職員の気持ちを代弁する物語を書きたかった」
とこの1編を掲載した理由を説明し、「障害者はかわいそうな人生」
と決めつけないでほしい。たくさんの喜びや悲しみがあり、楽しい時間や
幸せな日々があることを分かってほしい」と話している。
と書かれていました。
実は「湯主一條」のスタッフにも知的障害者が一人います。
このスタッフは高校卒業と同時に就職し、もう10年にもなり
会社には欠かせない重要な仕事をしています。
社長の恩師が障害者の学校に赴任したので、
うちの生徒を誰か採用して欲しい。と頼まれ
学校訪問し見学した時に一番優秀な生徒を薦められたのが
きっかけです。接客はしていませんが様々な仕事をこなしている
ベテランでスタッフ達の癒しの様な存在になっていて皆から愛され
ている人気者です。
この12月から一條では以前からお願いされていた知的障害者の研修先として
清掃部門での受け入れを決め、1週間に1度だけ1名のみ短い時間で
清掃補助をして頂く事にしました。
日本は益々人員不足に向かうので女性の社会進出が叫ばれていますが
知的障害者もどんどん活躍して貰って生き生き輝いて会社の皆と
楽しい人生を送ってくれるようになるといいですね。