2016.05.08
箪笥
貴重なケヤキの箪笥を１つ頂戴し、一條の個室料亭は
沢山あるので早速、他の個室料亭と同じように
床の間に置くと
素敵。
高級な箪笥を置くと、個室料亭もぐっと高級感が溢れて
又箪笥が増えちゃった
この一條の本館は、国の登録有形 文化財の指定を受け
文化財の個室料亭で頂くお料理の味は、雰囲気と歴史を
感じながら更に美味しくゆったりと味わえ年配者から若い人まで
人気です。
ずーっと前私達２０代目に世代交代した直後に昔、湯治客が寝泊まり
していた客室を私が個室の料亭にし歴史ある一條には、
裏に沢山素晴らしいケヤキやヒノキの箪笥が閉まってあったので、
その箪笥を運んで料亭の床の間に飾ったら古い箪笥も古い一條の
本館も息を吹き返してイキイキと輝いたのです。
そして料亭に合わせて照明を手作りして頂いて、本館を
ピカピカに常に磨き上げてこの個室料亭をOPENしました。
個室料亭の床の間のアップです
この箪笥は２段になっているもので、上部と下部に分けて飾っています。
一條の裏にまだまだ閉まってある箪笥は沢山あるのですが、
取っ手が取れている物だったりして、その取っ手を直して貰おうとしたら
なんと
取っ手１つが何十万円
もすると言われたのでそのまま閉まって
あるんです。
今回頂戴したこの箪笥は、亡くなったお爺さんとお婆さんの箪笥だそうで、
ご主人が処分しようとした所、「いい物だからもし一條さんに置いて貰えるなら」
とお話しを頂き、私はおお喜び
文化財の中で大切な思い出の箪笥が輝いて、もう１００年も大切に飾らせて
頂きますね～
頂いた方に感謝して早速この写真をお渡しした所です。
喜んで頂けるかな
