2012.07.20
奥羽の薬湯
一條自慢の薬湯(やくとう)は、空気に触れると茶色になる
湯花が混じる温泉です。
昔(昭和の頃)は、この湯花を乾燥させて販売していました。
お湯自体は、とても優しくお肌に柔らかい感触と優しい温度で
とても入り易い温泉です。
昔から有名なのは、「キズに鎌先」と言われるほど、手術後や火傷など
お肌を綺麗にしてしまう。という女性にはたまらない温泉なんです。
その薬湯も、茶色い湯花が混じっているので、次第にこの湯花の色が浴槽や
周辺に付着して、茶色になってしまうし、湯花の色が付くと
落ちないんです あの手この手でこの湯花の茶色い色を漂白して
定期的に大清掃しています。更に、この湯花によって配管も交換する
必要が出てきます。
「今度浴槽を改装・リニューアルする時は、浴槽も周辺も黒色にしよう」
と社長に提案。
露天風呂付き大浴場の温泉成分も又、年数を重ねると次第に配管などに
付着して行って何年か前に削り取って貰いました。
とにかく清潔に、気持ちよく過ごして貰う為に注意深く努力を続けて参りたいと
思います。