2020.12.02
鎌先温泉と一條家について
鎌先温泉とは。一條家とは。
一條家所蔵、古文書などの資料から東北大学、荒武先生をはじめ
とする研究により、証明された鎌先温泉と一條家のあゆみ。
1428年に農夫が草刈り鎌で温泉を発見。その後、1455年の大洪水に
よって温泉は中絶。それから100年以上経過した1573年、
京都から来た初代一條家祖先、一條市兵衛長吉が有馬の湯と同じだと
温泉を高く評価し再興。鎌先温泉の経営に乗り出しました。
江戸時代になると名湯であるという話が広がり遠方からも人々が集まる様になり
歴代の仙台藩主が訪れ繁栄しました。
凶作や飢餓に際して代々地元民への貢献を惜しまず、地域のリーダーとして活躍して来た
歴史が紐解かれました。
現在でもご先祖様に続き、一條一平を襲名し、この地を守り続ける
20代目。お客様をはじめ「信用」を1番。と掲げ、地域の繁栄と
460年以上続く一條家を次世代へ継承すべくこの世に生まれた
使命を果たそうと美しく輝いています。
薬湯の前に展示してあります。伊達政宗公など歴代の仙台藩主たちが入湯した
鎌先の湯に浸かり歴史に思いを馳せて滞在をお楽しみ下さいませ。